※本記事は、健康診断で尿酸値が「高め」と指摘された方向けに、サプリメント情報をまとめたものです。痛風と診断された方・治療中の方は、必ず医療機関にご相談ください。
健康診断の結果に「尿酸値が高め」「要経過観察」と書かれていて、ドキッとしたことはありませんか?
ビールや肉料理は好きだけど、食事制限はなかなか続かない。痛風は怖いけれど、いきなり薬や通院には抵抗がある。
そんな方にとって、尿酸値サプリは生活習慣ケアの“はじめの一歩”として取り入れやすい選択肢です。この記事では、尿酸値サプリの選び方と、おすすめ商品を紹介します。
こんな方におすすめです
- 健康診断で尿酸値が高めと言われた
- ビールや晩酌が好き
- 焼肉・揚げ物・ラーメンを我慢するのがつらい
- 食事制限が続かない
- 痛風の話を聞いて不安になった
- まずは手軽な対策から始めたい
ひとつでも当てはまる方は、早めに生活習慣ケアを始めるタイミングです。
尿酸値はなぜ高くなる?の基礎知識
尿酸は、プリン体が分解されるときに生じる老廃物です。この尿酸が血液中に多い状態が続くと、やがて結晶化し、関節などにたまっていくことが知られています。
そして意外と知られていないのが、プリン体の7〜8割は体内でつくられているという点です。食品から取り込まれるプリン体は全体の2〜3割ほどで、残りは体の中で日々生成されています。
つまり、レバーやビールなどプリン体の多い食品を控えるだけでは、対策しきれない部分があるということです。だからこそ、食事の見直しに加えてサプリを合わせて取り入れるのがおすすめです。
なお、尿酸値が高くなる原因は、大きく「尿酸がつくられすぎる」か「排出がうまくいかない」かの二つに分けられます。日本人の場合、排出が低下しているタイプが多いといわれています。サプリを選ぶ際も、「プリン体の吸収を抑える」「尿酸の排出を助ける」など、どのアプローチの成分なのかを意識すると選びやすくなります。

尿酸値サプリの選び方
選び方のポイント1:配合成分と研究実績を見る
尿酸値対策サプリといっても、配合されている成分は様々。まずはどんな成分がメインで配合されているのかを確認しましょう。尿酸値対策として研究報告のある代表的な成分には、次のようなものがあります。
アンセリン
マグロやカツオなど回遊魚に多く含まれる成分で、尿酸値対策サプリの定番といえる存在です。尿酸の産生を抑え、排出を促す働きが報告されており、機能性表示食品にも多く採用されています。
ルテオリン
菊の花などに含まれるポリフェノールの一種で、尿酸をつくる酵素の働きを抑えることが期待されています。
キトサンや乳酸菌の一部
食事由来のプリン体の吸収を抑えるとされています。
ターミナリアベリリカ由来没食子酸
ターミナリアベリリカという樹木の果実に含まれる成分です。尿酸値が高めの人の、食後に上がる尿酸値を抑える働きが報告されています。脂肪や糖の吸収を抑える素材としても知られていて、脂肪・糖・プリン体をまとめて気にしたい人にもぴったりです。
成分名 | 主なアプローチ | 特徴 |
|---|
アンセリン | 尿酸の産生を抑える+排出を促す | マグロ・カツオ由来。機能性表示食品での採用実績が豊富な定番成分 |
ルテオリン | 尿酸の産生を抑える | 菊の花などに含まれるポリフェノール。尿酸をつくる酵素の働きに着目 |
キトサン | プリン体の吸収を抑える | カニ・エビ由来の食物繊維。食事由来のプリン体対策として報告あり |
乳酸菌(PA-3株など一部) | プリン体の吸収を抑える | プリン体を菌体に取り込む働きが研究されている |
ターミナリアベリリカ由来没食子酸 | 食後の尿酸値上昇を抑える+脂肪・糖の吸収を抑える | ターミナリアベリリカの果実由来。脂肪・糖・プリン体をまとめてケアしたい人向け |
選び方のポイント2:機能性表示食品かどうかを確認する
尿酸値対策のサプリを選ぶうえで、もっとも分かりやすい目安が「機能性表示食品」の表示です。これは、事業者が科学的根拠を消費者庁に届け出たうえで、「尿酸値の上昇を抑える」といった機能性を表示できる制度です。

パッケージに届出番号と具体的な機能性の文言が記載されているものは、少なくとも根拠となる研究データが存在するという点で、一つの安心材料になります。何の表示もない「なんとなく健康に良さそう」なサプリよりも、まずは機能性表示食品から検討するのがおすすめです。
選び方のポイント3:続けやすさで選ぶ
サプリは薬のように短期間で劇的な変化が出るものではなく、数か月単位で続けることが前提です。だからこそ、一日あたりのコスト、粒の大きさや飲みやすさ、定期購入の解約のしやすさといった「続けやすさ」は成分と同じくらい重要です。
選び方のポイント4:安全性と品質管理
毎日口にするものですから、GMP認定工場で製造されているか、原材料やアレルギー表示が明確かもチェックしたいポイントです。
GMP認定工場とは、製品が作られる原材料の受け入れから製造・出荷に至るまで、「安全性」と「一定の品質」が保たれるよう厳格に管理された工場のことサプリメント選びの際、「GMP認定工場で製造」という表記があるものは、品質管理・衛生面で一定以上の信頼性がある目安となります。
尿酸値サプリのよくある質問
Q. サプリを飲めば尿酸値は下がりますか?
サプリメントは薬ではありません。機能性表示食品の中には、健康な人の高めの尿酸値に関する機能が報告されているものもありますが、効果には個人差があります。食事や運動の見直しとあわせて取り入れましょう。
Q. どれくらい続ければいいですか?
商品にもよりますが、数週間〜数ヶ月単位で続けることを前提にしたものが多いです。次の健康診断をひとつの目安にすると続けやすくなります。
Q. お酒を飲んでいても意味はありますか?
サプリはあくまでサポートです。飲酒量が多いままだとケアが追いつかないこともあるため、休肝日をつくるなど、できる範囲で見直しましょう。
Q. 薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか?
服薬中の方は、必ず医師・薬剤師に相談してください。自己判断での併用は避けましょう。
Q. 機能性表示食品と健康食品の違いは?
機能性表示食品は、科学的根拠を消費者庁に届け出たうえで、特定の機能を表示できる食品です。どんな機能が報告されているかがわかりやすいため、サプリ選びの目安になります。